GREED ringの最大の特徴は、石があえて斜めにセッティングされている点にある。
通常、ジュエリーの石留めは、光の反射や強度を最適化するために水平に配置されることが多い。
しかしGREED ringでは、あえて石をリング表面に対して角度をつけてセッティング。
これは、石の方向性を制御しながら、地金とのバランスを見極める必要がある高度なセッティング技術を要する。

リングの地金部分は、彫り込みの深さ・角度・石の厚みに合わせて1点ずつ調整されており、石が抜けないように四方からしっかりホールドされている。
その結果、見る角度によって光の反射が変化し、石の表情に奥行きが生まれる。

この“ズレ”は装飾的な演出ではなく、あえて均整を崩すことで生まれる造形美。整いすぎたものに違和感を覚える感性にこそ響く、LIENUならではの技術と美意識が詰まっている。

LIENUは、ジュエリーを「誰かの物語のきっかけ」として捉えているブランドだ。
なかでもGREED ringは、内に抱く衝動や信念を、静かに肯定するためのピース。
“欲”を否定するのではなく、静かに抱きしめるように。そのままの自分を肯定するためのリングとして、ぜひ手に取ってみてほしい。

Point ringの造形は、一見するとシンプルだが、よく見ると不思議な違和感が残る。
柔らかく盛り上がった膨らみが、リングの一部にだけぽつんと現れる。
正面から見ると凛とした均衡を感じさせ、横から覗けば有機的な曲線が浮かび上がる。

この“見る角度によって表情が変わる”構造こそ、LIENUのジュエリーデザインの原点とも言える。
一つとして同じ関係がないように、一つとして同じ形ではない唯一無二の存在。

LIENUは、ジュエリーを「誰かの物語のきっかけ」として捉えているブランドだ。
その始まりとなったコレクション「EN」は、支えてくれた人々との“縁”をかたちにしたもの。
Point ringはその中でも、つながりや余白、言葉にならない感情に静かに寄り添うピースとして生まれた。

トップは、小石や水滴のような自然なフォルムを持つ。
シンプルながら不均等さが特徴で、完璧でないバランスがかえって自然の美しさと生命の息吹を感じさせる。
チェーンや細かなパーツにも、不均一なリズムが生まれるよう緻密に計算され、まるで森や川の一部が連なって一つの物語を紡ぐような佇まいを見せる。

No artificialコレクションは、飾らない自然体でいることの尊さを祝福し、自分自身と向き合うことを提案する。
Particle necklaceは、その想いを体現したピース。
トップの一粒に込められた自然のかけらのようなフォルムが、ありのままの自分と出会い、新たな物語の一歩を後押しする。

様々なチェーンの種類が用意されており、好みやスタイルに合わせて選べるのも魅力のひとつ。

calin braceletは、人と人とのつながりや温もりを象徴し、日々の中にそっと寄り添うジュエリー。
抱きしめるようなやさしさが、装う人の物語に新しいぬくもりをもたらす。
また、つけっぱなしにできる軽やかな着け心地と、手に取りやすい価格帯に加え、コードの色を選べる楽しさも魅力。
日常に優しさをプラスするパートナーとして、気軽に選んでほしいピースだ。